再発リンパ腫と戦う男の治療記

それは、2002年の春。ウォーキングのイベントがある前の日のことでした、夕食後急に左胸の下あたりが、きりきりと痛み始め一時七転八倒しましたが、時間がたつにつれ、痛みも薄れ、手で触っても痛くないので、せっかくエントリーしたウォーキングをキャンセルするのは惜しいので、途中で痛くなったら止めればいいやと思い、翌日参加したのですが、ちくちくとは痛むものの腕をグイグイ動かしても飛び跳ねてもそんなに痛くなく、無事完走し、首を傾げつつ帰ってきたのでした。翌日、かかりつけの医者に行きCTを撮ったのですが、異常がなく、医者が言うには『筋肉痛じゃないの?』と湿布薬をくれ、2ヶ月ほど湿布薬を張り続けたのですが、痛みがますます増すばかりで、さすがに我慢しきれず、医者に言うと、造影剤を入れてCTを撮り、エコー検査を実施。で開口一番『奥さんと夜くる?』。で、夜、妻と恐る恐る医者のところへ行くと『悪性リンパ腫!脾臓に大きいのが2.3ある。どうする?がんセンターでもどこでも紹介するよ』と言われ、目の前真っ暗、頭の中真っ白。<どうするも、こうするも・・・・>選択肢なんかあるわけもなく、近くの総合病院へ入院。即手術となりました。脾臓はこぶし大に膨れ上がり、それが腫れる時に横隔膜が押し上げられあの強烈な痛みを生じさせていたのでした。でも、判ったときには、すでに遅しというわけで・・・・。
 で結局、脾臓を摘出、小腸の一部に癌がありそれも摘出。その上背骨の横にもあったとかで、それも摘出。続いて、左わきの下にもあり、それも摘出。無残にも4箇所摘出されました。忘れもしない2002年の7月の終りでした。
夏だったので,お腹の傷口が膿み、塞がるまで、思ったより時間がかかり、化学療法を始めるのが少し遅れましたが、chop療法で計8回,2003年2月まで行いました。
 順調に日常生活を送っていたつもりでしたが、6月の定期健診で、肝臓に癌ができているとわかり、再発治療という事になり、大学病院を紹介して頂き、転院することになりました。
すぐに転院するつもりでしたが、7月の半ばから、連日39〜40度の高熱が出て、以前の病院に
再入院。結局、熱が収まらないまま大学病院に転院したのは,8月の中旬になっていました。