再発以来、自己末梢血幹細胞移植をめざして化学治療をしてきましたが なんとか、移植にたどりつくことができ,

 2004年6月3日に自己末梢血幹細胞移植を行いました。

01/ 私が行った幹細胞移植とは? )

02/ 移植の予定表 )

03/ 移植前の超大量化学療法について )

04/ よく効くうがい薬 )

index

私が行った幹細胞移植とは?

造血幹細胞移植とは 「造血幹細胞」と呼ばれる細胞を、輸血することです。 ただ輸血するだけです。

外科手術のように切ったり張ったりするわけではありません。

末梢血中の造血幹細胞を集めて輸血 → 末梢血幹細胞移植
                   と言います。

造血幹細胞とは、血液細胞の一番のもと。この細胞が様々な刺激を受けることにより、白血球・赤血球・血小板などに分化していく。






i移植の予定表  
当大学病院美人薬剤師に作っていただきました
            (2004.05.25 作成)


しかし現実は厳しく、移植後の体調が非常に悪く、下痢、胆嚢、膵臓、肝臓などの合併症を併発。悪戦苦闘の毎日で、少し体調が良くなって、無菌室から出たのは、予定より9日遅れの 6月29日になってからでした。

絵に書いた餅のようには、上手くいきませんでした・・ハハハハ
2004年7月7日



幹細胞移植前の使用薬剤について

投与予定                                        

 

 

-8

-7

-6

-5

-4

-3

-2

-1

移植

リツキサン

600mg

 

 

 

 

 

 

 

 

サイメリン

(MCNU)

320mg

 

 

 

 

 

 

 

パラプラチン(CBDCA)

450mg

 

 

 

 

 

ラステット

(VP16

800mg

 

 

 

 

 

 

エンドキサン(CPA)

3000mg

 

 

 

 

 

 

 

 

副作用とその対策

1)消化器症状:

@悪心・嘔吐MCNU,CBDCA,VP-16,CPA【予防・治療】吐き気止めを使用

A食欲不振MCNU,CBDCA,VP-16,CPA【治療】高カロリー輸液

 B口内炎VP-16【予防】イソジンガーグル、ファンギゾン含嗽液でのうがい

     【治療】口内炎用軟膏、鎮痛剤(うがい・内服薬・注射・坐薬)、抗生    

         物質、抗真菌剤の使用

C下痢CBDCA,VP-16【治療】下痢止め、抗生物質の使用、絶食

 

2)骨髄抑制:MCNU,CBDCA,VP-16,CPA

@白血球減少(感染症に注意):23週間(4週間かかる場合もある)で回復

      【治療】G-CSF・抗生物質・抗真菌剤の使用

 A赤血球減少(ふらふらしたり、動悸がすることがあります)【治療】輸血

B血小板減少(出血しやすくなる):34週間で回復【治療】輸血

 

3)肺への影響:間質性肺炎MCNU,CPA

       (発熱、から咳、息切れが出現することがあります)

       【治療】ステロイド剤等の使用

 

4)肝臓への影響:肝機能の一時的悪化MCNU,CBDCA,VP-16,CPA 

        【治療】肝庇護剤の使用

 

5)腎臓への影響:MCNU,CBDCA腎機能の一時的悪化(蛋白尿、血尿が出現することがあります)

        出血性膀胱炎CPA(血尿、腹痛等)

       【予防】尿量の確保、ウロミテキサン(メスナ)の使用

 

6)その他:血圧低下VP-16、不整脈CPA、下肢・つま先のしびれ、高音が聞こえにくい、浮腫CBDCA、倦怠感、脱毛MCNU,CBDCA,VP-16,CPA、発熱CBDCA,VP-16

 







感染予防 前処置 白血球増やす 感染予防 感染予防
細菌・真菌 カリニ肺炎 ヘルペス 抗がん剤
内服 注射 点滴 点滴 うがい
クラビット
ジフルカン バクタ ゾビラックス γ-グロブリン イソジン ファンギゾン
-9 5月25日
-8 26日 サイメリン注
-7 27日 パラプラチン注
-6 28日 ラステット注
-5 29日
-4 30日
-3 31日 サイメリン注 エンドキサン注
-2 6月1日
-1 2日
0 3日 移植
1 4日
2 5日
3 6日
4 7日
5 8日
6 9日
7 10日 G-CSF注
8 11日
9 12日
10 13日
11 14日
12 15日
13 16日
14 17日
15 18日
14 19日
15 20日